
Works
施工事例

邸別 施工事例
L字の変形地を活かした住まい
大阪市此花区西九条の家
変形地という言葉には、どこかマイナスな響きがあるかもしれません。けれど、設計の目線から見れば、その「クセ」がむしろ最大の魅力となることがあります。L字型に折れた敷地形状をむしろ積極的に活かしながら、住まい全体に“奥行き”と“余白”を持たせた住宅の事例です。敷地の凹みや曲がりを空間のリズムとして捉え、視線や動線、そして光と風の流れまでもデザインに織り込んでいくことで、ひとつの敷地が持つ「地形のポテンシャル」を最大限に引き出しています。
圧倒的な吹き抜けの住まい
岸和田市土生町の家
「圧倒的な吹き抜け」という言葉の裏側には、ただ“天井が高い”というだけでは語れない空間の力があります。光が満ち、空気がめぐり、時間が緩やかに漂う大空間。視線が抜け、音が響き、季節のうつろいさえも住まいの一部に変わっていく。この吹き抜けは、単なる構造的な特徴ではなく、住まう人の感性に応える余白であり、建築と暮らしを立体的につなぐ舞台です。
変形地を活かした設計の住まい
岸和田市大町の家02
一部が斜めにカットされた変形地。その歪みは、一見すれば設計の障壁にも思えるかもしれません。けれど私たちはそこにこそ、土地の「個性」が宿っていると捉えます。この住まいは、敷地形状のクセを空間のリズムとして読み解き、建築そのものが地形と対話するように設計されました。わずかな斜めが視線を導き、動線を緩やかに折り返し、日常の動作に豊かな“間”をもたらします。変形地の不安は、設計の創造力に出会った瞬間、魅力に変わるのです。
お気に入りに空間をつくってみよう。
岸和田市大町の家01
住宅における「個性」は、間取りだけで語られるものではありません。素材や色彩の選定こそが、住まい手の感性を最も雄弁に物語ります。光に映えるタイル壁、明るいトーンの床材、ブルーを基調とした家具選び。それら一つひとつの選択が、暮らしに“好き”という温度を灯していきます。設計図では描ききれない、心地よさの輪郭をにじませるために。素材と色の対話から始める、自分らしい空間づくりの提案です。
大人の嗜好を表現する住まい
岸和田市吉井町の家02
住宅という空間は、日常の延長でありながら、時に人生の静けさを包み込む器でもあります。大人の落ち着きとは、華美さではなく、整えられた色彩と質感、そして時間の経過を受け止める余白に宿ります。濃いめのグレーを基調としたトーン、光を抑えた間接照明、天然素材の持つ静謐な手触り──。それらが調和することで、空間に緊張感ではなく、緩やかな余韻が生まれます。
土間リビングのある住まい
岸和田市吉井町の家01
土間リビング。それは「内」と「外」の境界を曖昧にしながら、暮らしの自由度を拡張する設計的選択です。靴のまま腰を下ろしたり、グリーンと共存したり、時には火や水を扱う場所ともなる土間空間は、機能性と情緒性のバランスを宿す“もうひとつの居場所”。従来のリビングが「寛ぎの場」なら、土間リビングは「余白のある愉しみの場」。建築家と住まい手の関係性から生まれたこの自由な空間は、外構との接続、床材の選び方、天井高のコントロール、光の導き方ひとつで全く異なる表情を見せます。“暮らしの奥行き”を体感できる住まいとなりました。
立体的なリビング空間の住まい
貝塚市加治5号地の家
平面的に構成されがちなリビング空間に「小上がり」という一手を加えることで、暮らしの中に微妙な高低差が生まれます。この段差がもたらすのは、空間の“奥行き”であり“豊かさ”です。視線の抜けや、用途の切り替え、あるいは隠れ家的な居場所としての機能をも併せ持つ小上がりは、ただの段差ではなく、建築的余白の提案です。時には畳の間として、時には書斎のように、可変的で多用途な居場所を内包することで、リビングそのものが立体的に感じられる空間となりました。
内外をグレートーンに統一した住まい
貝塚市永吉の家
色は、空間の印象を決定づける最も静かで強いデザイン要素です。外壁から内装に至るまでグレートーンで整えることで、住まい全体にひとつの明確なテーマが通底し、視覚的な統一感が生まれます。無彩色でありながらも、光の加減や素材の選定によってその表情は無限に変化し、時間帯や季節によっても異なる趣を見せてくれるのがグレートーンの魅力です。主張しすぎず、それでいて空間全体をしっとりと包み込む色の設計は、大人の住まいにふさわしい落ち着きと品格を与えてくれます。
昼と夜の空間の雰囲気が変化する住まい
堺市南区高倉台の家
外観と内観を共にモノトーンで統一された設計となりました。落ち着いた大人の雰囲気で、住まいの表情が昼と夜とで変化する住まいが楽しい。中庭を配置したコの字の設計でプライバシーを確保した広がりのある空間設計が特徴です。住宅デザインに加え、高耐震で優れた温熱環境を携えたIELAB PREMIUM仕様の建築となっています。
自由度の高いIELAB CUBEの住まい
岸和田市西之内町の家
IELAB CUBEの特徴である総二階建てのシンプルデザインの住まいです。コストパフォーマンスを重視しながらも自由度の高い設計が可能となっています。リビングの上は開放性の高い吹き抜けを配置しました。現しの梁とリンクするように造作家具など、木の雰囲気をたっぷり感じられるインテリアコーディネートでまとめています。
シンメトリーとルーバーがアクセントの住まい
岸和田市上松町の家
シンメトリーに配置されたバルコニーが印象的な住まいです。外観からが創造ができない内部構成が楽しい設計となっています。既成概念を突破するIELAB CUSTOMならではの注文設計となりました。
愉しむためのアイデア満載の住まい
泉南郡熊取町紺屋の家
多彩な趣味を活かした住宅設計が特徴の住まいです。アウトドアリビングをシアタールームに変化させたり、趣味のアイテムを自由自在に収納できるシューズインクロークなどを設計いたしました。ライフスタイルに呼応するIELAB CUSTOMならではの設計となりました。