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玄関という文化③

2024.07.05

おうちのはなし

玄関と縁側

 ところで、日本の伝統住宅で玄関を語るためには、縁側を考えないわけにはいきません。縁側は日本的な風景として象徴になる場所です。玄関とは別に、縁側から人の出入りが見られ、また室内へ自然を取り込む空間としてもよく紹介されます。

 内でもない外でもないこの縁側は、文字通りに「縁」をとり持つ、つまり「結び」の役割を果たしている場所になっています。

 同じように古民家には土間もあって、家人はもちろん、家畜と収穫された農作物が普段から出入りしています。この土間も、家の外と内を結びつける役割を果たしています。

 一方、文化財にもなる豪農や組頭の民家には、縁側や土間の他に、立派な玄関が作られています。そして、玄関はむしろ特別な時に使われるものでした。たとえば結婚式を行うようなハレの日とか、この家の家長よりも格の高い客人を迎える時に使われます。この点でもやはり、日本人の玄関の考え方は少し違うようです。

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