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眠りの家学~睡眠で健康になる家~④

2024.05.30

おうちのはなし

サーカセミディアンリズム

 私たちの体の中には、サーカディアンリズムの他に、さらにもうひとつのリズムがあります。それは、サーカデミディアンリズムというものです。概半日リズムといい、1日の半分で、眠気が襲ってくる時間があるのです。このため人間は昼寝をしたくなります。

 スペインなどでは、昼時にはシエスタといって、昼寝をする時間をとることが一般的になっています。昼の時間に短い睡眠をとることは、決して悪いことではなく、むしろ健康のために良いことであり、それを感じて生まれてきた習慣です。

 昼に眠くなったときの10分の睡眠は、夜1時間の睡眠に匹敵すると言われ、住まいの中に昼寝の場所を考えておくことも一案です。

 そのために中世ヨーロッパで考え出されたものが、カウチです。今ではまるで、横になってテレビを鑑賞するためのソファのように扱われていますが、本来は昼寝のためのカウチベッドとして作られました。

 さすがに仕事で出かけている時には、簡単に昼寝をするわけにもいきませんが、休みの日にONタイムとは習慣が違う朝寝坊をするよりも、シエスタのような昼寝をまったりとむさぼる方が健康のためには良いのではないでしょうか。

 寝室だけが眠れる家のテーマではありません。カウチを置いて、リビングをシエスタの場所として考えてみるのも良いでしょう。また客間ではなく、小さくても良いので畳の間があることも眠れる家のつくり方になるかもしれません。

 

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