昼と夜の空間の雰囲気が変化する住まい堺市南区高倉台の家

「モノトーン空間で落ち着こう」

コンセプトはモノトーンでシンプルに。外観と内観をモノトーン色で統一感のあるデザインといたしました。設備や家具などのコーディネートも暮らしのコンセプトに合わせることで、より質感の高い空間設計となりました。

「中庭で空間を緩やかに仕切る」

キッチンとリビング空間は、同じ空間内にありながらも中庭で緩やかに仕切られています。キッチンとリビングのそれぞれの機能が鑑賞しすぎないように配慮された設計となっています。

「窓が多機能な吹き抜け空間」

南の光を取り込む窓と寝室とリビング空間をつなげる室内窓が配置された吹き抜け空間となっています。天井はレッドシダーで施工され見た目にも楽しい開放性を担保いたしました。

「時間と共に変化する光」

中庭側に配置された吹き抜けのハイサイド窓は、時間とともに変化する光を演出してくれます。吹き抜け内の白の壁に反射する拡散光でリビング全体が柔らかな光に包まれます。

「壁の仕上げで大人な雰囲気を」

エントランスホールの壁にはタイルを装飾しました。ニッチの壁も同じトーンのタイルで施工し遊び心も加えました。季節感に合わせた花器や観葉植物を配置することで、おもてなし感あふれる空間となりました。

「生活動線は機能的に」

家電や設備に合わせて設計するのも注文住宅ならではの住まいづくりです。毎日のことだから機能性とデザイン性は両立したいと心がけて設計しています。

「ファサードをつくる」

道路側から見えるファサードは、窓の無いシンプルなデザイン。水平と垂直がきれいないつの時代も飽きのこないファサードは、住宅の資産価値を守る上でも重要な考え方なのではと思っています。

「光の変化を楽しむ」

中庭を配置したコの字の構成にすることで、室内の奥まで光を届ける設計となった。朝昼晩と刻々と変化する光を日常の楽しみてとして感じられたら。照明計画も間接照明を主体とすることで、夜のシーンの変化も楽しい住まいとなりました。

「照明計画で暮らしの質を上げる」

夜はなるべく間接照明や外部照明を主役とした照明計画をお勧めしています。明るすぎない落ち着いた夜の愉しみ方を提案するのも設計の仕事となります。

「機能的なデザイン」

水道の給水管や排水管も機能的で美しいと感じられるよう設計します。吹き抜け側に面する２階の洗面室だったため、地窓を設けて遊び心を加えてみました。