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現地調査の重要性

2024.02.27

笹倉ブログ

不動産の物件調査に関して

 笹倉さんは建築&不動産のお仕事を通じて

IE LAB♡では数百件を超える建築や不動産取引に関して

現地調査を行なって参りました。


また、一般社団法人大阪府宅地建物取引業協会の

研修インストラクター長を務めており

不動産の物件調査を会員であられる

プロ向けにも『不動産の調査術』

に関して講義などもさせていただいております。

 そんな業界30年の笹倉さんが

普段から心がけている不動産調査ポイントに関して

簡単にまとめておきます。

家造り 土地探し 戸建て住宅の売買や賃貸などの取引の

ご参考に!

不動産現地調査の重要性

不動産現地調査は、購入や賃貸を検討する物件の実際の状況を把握するために不可欠なステップです。インターネットや資料だけでは確認できない情報が多数存在するため、現地調査を通して物件の正確な価値を判断し、将来的なトラブルを未然に防ぐことが重要です。

▪️現地調査で確認できる主な項目

  • 建物の状態外観、内装、設備、日当たり、通風、騒音、湿気、カビなど
  • 周辺環境交通アクセス、商業施設、学校、公園、騒音、治安、日当たりなど
  • 土地の状態地盤沈下、地盤液状化、境界線、日当たり、水害リスクなど
  • その他法令上の制限、修繕履歴、管理状況、近隣住民とのトラブルなど

▪️現地調査のメリット

  • 物件の正確な情報収集写真や資料だけではわからない、建物の傷みや周辺環境の詳細を把握できます。
  • 将来的なリスクの回避隠れ瑕疵やトラブルの芽を事前に発見し、購入後の後悔を防ぐことができます。
  • 購入価格の妥当性判断周辺環境や物件の状態を踏まえ、適正な価格で購入できるかどうか判断できます。
  • 満足度の高い住まい探し実際に住むイメージを具体的にすることで、理想の住まいを見つけやすくなります。

▪️現地調査を行う際の注意点

  • 調査は十分な時間をかけて行う慌てて調査すると見落としがでる可能性があります。
  • 専門知識を持つ人に同行してもらう不動産業者や建築士などに同行してもらうと、より詳細な調査が可能です。
  • 写真や動画を撮影する調査内容を記録することで、後で確認しやすくなります。
  • 天候や時間帯を変えて確認してみる。 朝昼晩 平日週末など
  • 質問は遠慮なく行う不明点は必ず質問し、納得した上で購入・賃貸を検討しましょう。

▪️まとめ

 最近では自治体のHPやGoogle earthや各種WEBサイトから

不動産調査が可能となっております。

実際不動産現地調査は、時間と手間がかかりますが、

後悔のない住まい探しをするためには非常に重要です。

笹倉さん達も場合によっては建築士や土地家屋調査士の関係士業や

建築会社造成業者などとも連携して行う場合もございます。

先日もとあるクライアントから依頼を受けた設計士が

現地確認せずに家の設計図を書いておられて

擁壁や高さの位置確認を行なっておられず

実際には住めない?建てれない?

そんな図面で一波乱ございました…

プロでも犯してしまう失敗と言う話ですが

関係省庁 役所 法務局 水道局 電力会社などの調査も付随して

行わなければなりませんし、あってはならないお話しですね。

必ず現地調査を行い、

物件の正確な情報収集と将来的なリスクの回避に努めましょう。

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