笹倉ブログ 2024.06.30
おうちのはなし 2024.02.16
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2024.02.16
おうちのはなし
こうした自然の豊かさを、感じられるデータをご用意してみました。各国の国土に占める森林の割合です。世界の代表的な国々の中に加えて、日本の都道府県の中で森林率の上位と最も少ない件を並べてみました。
国別では、日本は68%でフィンランドに次いで森林率の高い国です。
フィンランド全国土の中では、年間に8000万㎥の木材蓄積量が増え、そのうち6000万㎥を伐採しても、2000万㎥の森林が育っています。同国では、国業として森林を育成し、世界の国々に木材を供給しています。
日本の森林率はフィンランドに続き、都道府県の中ではフィンランド以上に森林を抱えた県もたくさんあります。
木材を輸出しているロシアでも、国土に占める森林の割合は半分弱となっています。
同じように木材を輸出しているカナダは、森林率34%と低く、アメリカも同様です。日本でも最も森林率が少ない県とほぼ同じくらいです。北米大陸も西部劇で馴染みのある西部の山岳地帯はグランドキャニオンに代表されるような砂漠地帯です。さらに穀倉地帯として開拓されているので、森林は少ないのです。そして、オーストラリアや中国も、砂漠化に悩んでいる国です。
砂漠化とは別に森の開拓が進んだイギリスやオランダには、森林は1割強ほどしかありません。
日本の自然は、私たちが海外で感じる壮大な大自然ではないかもしれませんが、じつは大きな資源であることは間違いありません。