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2024.02.16
おうちのはなし
ところが日本では少し見直さなければならない側面もあります。それは国産材の使用率が高くないことです。遠い国から木材を運べば、それだけでエネルギーを消費してしまいます。こうした指標は、ウッドマイレージとてまとめられています。
ウッドマイレージとは、、使用している木材の量と輸送距離を掛け合わせたものです。輸入材を多く使っている日本のウッドマイレージは、384億キロメートルにもなり、アメリカやドイツとは比べることもできないほどです。
はじめに書いてきた通り、日本は世界の中でも有数の森林資源国になっています。この資源を有効に活用しない手はありません。しかも伐採して森林を更新して行くことが、環境に貢献することです。
そしてしっかしとしたスケルトンで家を建てて守ってゆくことも地球環境に貢献することです。それが国産材であれば、最も理想的なことです。家と地球環境問題は切っても切れないほど、縁の深いものなのです。