
笹倉ブログ 2024.05.20
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2025.03.16
おうちのはなし
この他にも、さまざまな日本の木を利用することができます。
棺に使われていた日本の固有種であるコウヤノマキは、ヒノキ以上に風呂の材として適しています。
針葉樹だけではなく、広葉樹の種類も多くあります。
ケヤキは、城郭などでは構造材としても使われてきましたが、今では縁甲板や床材としてよく使われます。
その他、ナラを始めとして、カバやクリなど数々の広葉樹が床材として使われています。
日本の建築では、製材しないで幹の表面に皮を付けたままにして使う『面皮』の使い方もあります。
たとえば面皮のサクラやツバキの曲げ木を、インテリアのちょっとしたところに使います。
日本の木をさりげなく使うことで、地球が生んだ奇跡の土地に住んでいる気持ちを味わってみるのはいかがでしょうか。