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ガレージ&カーポート②

2024.11.16

おうちのはなし

カーポートのデザイン

 最も一般的なのは、敷地内にカーポートを設置する事です。
多くは玄関アプローチと兼用で、カーポートが作られています。

 物を大切にする日本人は、自家用車もまめに掃除して、磨き上げながら使います。
カーポートの側には、電源だけではなく洗車のための水栓も必要です。
車磨きを休日の楽しみにしている人も少なくありません。

 当然のことながら、車は野ざらしにするよりも屋根の下に保管した方が、汚れもつきにくいものです。
カーポートの上に、屋根をかけるのもよくあるケースです。
それは家の外観デザインにも大きく影響することでもあり、しっかりとデザインを考えて選ぶ必要もあります。

 こうしたカーポートの屋根にも、さまざまな機能があります。
たとえば屋根面に自浄機能があるものなどです。
特殊なコーティングで光を受けて汚れを分解し、雨によって洗い流してくれます。

 ちょっと考えると、雨などの水滴を弾くような撥水性のものが良いのではないかと思いたくなりますが、じつは自浄機能はまったく逆の発想です。
撥水性で水を弾いても、水が乾燥する時に、水のミネラル分が表面にこびりついてしまって汚れてしまいます。
逆に親水性のものは、水とくっつきやすいので、乾燥して残された塵埃とパネル面との間に水が入り込んで浮かせて、流すことができます。
こうした素材を採用すると、メンテナンスも楽になります。

 また、近年の異常気象では、これまでにない大雪が降ることもあります。
想定外の雪の荷重で、カーポートが壊れる事故も多発しました。
カーポートの屋根を選ぶときには、強度を確認することも忘れてはいけません。

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