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笹倉ブログ 2024.11.06
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2024.11.03
笹倉ブログ
笹倉さんです。
私は住宅建築会社を経営しながら、
一般社団法人照明学会の照明コンサルタントとして、
日々の仕事に取り組んでいます。
今回は、「住宅照明 灯りデザイン」について、わかりやすくお話しします。
そもそも照明が持つ役割とは?
私たちは普段、家の中で生活をする中で、さまざまな照明を使っていますよね。
リビングの大きな電気、勉強机のスタンドライト、
キッチンの明るいライトなど、どれも場所や用途によって違う光が使われています。
照明には、「見やすさ」だけでなく、「気持ちを落ち着ける」や「集中しやすくする」といった、
気分や集中力にも影響を与える力があるのはご存知でしょうか?
照明学会と照明コンサルタントの役割
私が所属している「照明学会」は、
照明についての知識や技術を専門的に研究している団体です。
そして、私たち「照明コンサルタント」は、そこから学んだ知識を生かして、
実践を積み重ね住宅やオフィスや店舗ので照明計画をアドバイスしています。
たとえば、「リビングにはどんな光が合うのか?」や
「寝室の照明はどうするべきか?」といった具体的な相談にお応えします。
住宅照明のアイデアとして
家の中の照明を考えるとき、特に大事なのは「明るさ」と「色温度」です。
1. 明るさ
明るさとは、その場所がどれだけの光で照らされているかを指します。
リビングやキッチンなど、家族が集まる場所では、比較的明るい照明が必要です。
一方、寝室やリラックスする場所では、
少し暗めの落ち着いた明るさにすることで、リラックスしやすくなります。
照明の加減によって睡眠の深さも変わるんですよ。
2. 色温度
「色温度」というのは、光の色合いのことです。
青みがかった寒色系の光は「高い色温度」といい、白くて明るい印象を与えます。
工場やオフィスで使用される事が多く
ヒトを活性化させる作用があるとされています。
反対に、オレンジがかった暖色系の光は「低い色温度」といい、
暖かく落ち着いた印象になります。
おしゃれなレストランやバーの照明にも使用される事が多く
笹倉さんの趣味の焚き火に代表される火の色のオレンジですよね。
個人的に畠中ヒトのDNAにはオレンジの光にて癒しを感じるように
刷り込まれているのだと考えておりますがいかがでしょうか?
空間ごとの照明アイデア
リビング
家族が集まるリビングには、柔らかい光が広がる「間接照明」を使うと良いでしょう。
また、リラックスと活動の両方ができるよう、リモコンやスマート機能で「明るさ」や「色温度」を調整できる照明もおすすめです。
キッチン
キッチンは、料理をするときに手元がはっきり見えるような明るい照明が必要です。
直接手元を照らすライトや、影ができにくい位置に配置することで、より使いやすい空間にできます。
寝室
寝室には、暖色系の柔らかい光を使うと、リラックスして寝付きやすくなります。
また、夜中に起きたときのために、足元をうっすらと照らすような小さなライトも役立ちますし
就寝時の目線に直接光が当たらないように間接照明や照度の低い照明器具も有用です。
照明がもたらす「健康効果」
照明には、ただ見やすくするだけでなく、
健康に良い影響を与えるものもあります。たとえば、朝に青白い光を浴びると、
体内時計が整い、活動しやすくなることがわかっています。
また、夜には暖かい光を浴びることで、リラックスして深い眠りにつきやすくなります。
未来の住宅照明
最近では、スマートフォンや音声アシスタントを使って、照明をリモートでコントロールできる「スマート照明」も普及しています。これにより、家族みんなが使いやすい照明環境を整えることができるのです。例えば、朝起きる時間に合わせて自動で明るくなる照明や、夜には優しい光に変わる照明もありますし、弊社ショールーム内にもライティングコントロールシステムをご用意しております。
建築において照明設計や灯りデザインにご興味のある方は
照明コンサルタントの有資格者笹倉さんまでご相談ください。
まとめ
照明は、単なる「光をつけるもの」ではなく、
生活をより快適にし、健康にも影響を与える大切な役割を持っています。
私たち建築会社としても照明コンサルタントとしてもは、
こうした知識届きました経験を活かし、
一人ひとりに最適な照明環境を提案しています。