笹倉ブログ 2024.06.30
おうちのはなし 2024.10.05
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2024.10.05
おうちのはなし
たとえば、2階リビングのイメージに関する調査からわかることは、どんなことでしょうか。
この調査は、全国の主婦層を中心とした郵送調査で、219件の回答が得られています。
その対象者も戸建住宅に住んでいる人と、マンションのような集合住宅に住んでいる人にお聞きしています。
戸建住宅では、ほとんどが1階リビングの暮らしに馴染んでいると思われます。
逆に集合住宅では、2階以上の生活空間に慣れているのでしょう。
この違いが、明確にイメージの差に表れています。
部屋が明るくなるというイメージは、両社に共通して真っ先に上げられている項目ですが、戸建住宅に住んでいる人に、より顕著に表れています。
十便な敷地の広さがあれば、日当たりも確保できますが、敷地は限られているものです。
周囲の住宅も2階建てであれば、1階のロビングは暗くて、2階の個室は明るさを感じられます。
だからこそ、リビングを2階にすれば、明るくなることを実感しているのだと思います。
さらにアンケートのイメージに共通していあるように、通行している人の目線を気にする必要が無ければ、カーテンを開けておくことができます。
それだけでも部屋の明るさは大きく変わるでしょう。
逆に眺望に関する期待感は、戸建住宅に住んでいる人には現実の眺望がわかっているので薄くなります。
集合住宅に住んでいる人には、上階の眺望の体感者です。
そして、家族が集まりやすいイメージが高いのは、持ち家住宅に暮らしている人ほど感じていることです。
実際に1階リビングに暮らしている感覚で判断し、眺望よりも高くなっています。
2階リビングの魅力を知る上では、とても貴重なアンケートのデータです。