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ブロック塀の倒壊リスク

2024.06.14

笹倉ブログ

ブロック塀の倒壊リスク
命を守るために知っておくべきこと

 はじめに

2018年6月の大阪北部地震では、ブロック塀の倒壊による被害が甚大でした。
小学4年生何ブロック塀の下敷きになりお亡くなりに…

この事件をきっかけに、ブロック塀の安全性が全国的に注目されるようになり、
老朽化や無筋ブロック塀の危険性が明らかになりました。

今回はでは、ブロック塀の倒壊リスクについて詳しく解説し、
被害を防ぐための対策をご紹介します。ご自身の住環境を確認し、
皆様の安全な暮らしを守るために役立ててください。

ブロック塀は、コンクリートブロックを積み重ねて造られた塀です。
経年劣化や不適切な施工によって、以下のような状態になると、
倒壊のリスクが高くなります。

  • ひび割れや欠け
  • 鉄筋の錆び
  • 塀の傾き
  • 基礎の亀裂
  • 目地の劣化
  • 高すぎる塀
  • 無筋ブロック塀

無筋ブロック塀とは?

1970年代以前の建物によく見られる、
鉄筋が入っていないブロック塀です。当時は法規で規制されていませんでしたが、
現在は建築基準法で禁止されています。無筋ブロック塀は地震などの揺れに弱く、
倒壊のリスクが非常に高いことが分かっています。

ブロック塀の倒壊による被害

ブロック塀が倒壊すると、以下のような被害が発生する可能性があります。

  • 死傷者
  • 建物の被害
  • 自動車の破損
  • 停電
  • 断水

ブロック塀の安全性を確認する方法

ご自身の住んでいるブロック塀の安全性を確認するには、以下の方法があります。


  • 目視で確認する
  • 専門業者に点検を依頼する
  • 自治体の助成制度を利用する

ブロック塀の安全対策

ブロック塀の倒壊リスクを軽減するためには、以下の対策が有効です。

  • 定期的な点検と補修を行う
  • 老朽化したブロック塀を撤去・改修する
  • 無筋ブロック塀を筋違ブロック塀に改修する
  • 塀の高さを制限する

まとめ

ブロック塀の倒壊は、命に関わる重大な事故につながる可能性があります。
日頃からブロック塀の状態をチェックし、必要な対策を講じることが重要です。

また、自治体によっては、ブロック塀の改修費用を助成する制度を設けている場合があります。
詳しくは、国交相のホームページ
お住まいの自治体のホームページなどでご確認ください。

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