笹倉ブログ 2024.06.30
おうちのはなし 2023.10.19
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2023.10.19
おうちのはなし
さらに耐震等級の違いも、この調査では明らかになりました。耐震基準の基本的な考え方から、人の命を守ることは同じですが、等級による強度が異なれば、被害後に住み続けることができる家であるかの違いが生まれます。
地震で半壊になるのは、想像以上に大変なことです。地震当日は同じように、避難所に避難したとしても、翌日には家に戻れるのか、それとも先の見えない避難所生活を続けることになるかの違いがあります。
被災後の家に、危険マークの黄紙が貼られると自宅には戻れません。そこから始まる避難所生活の苦しみは、全壊した家族とまったく変わりません。
地震後の生活が、そのまま等級による違いである可能性があります。それを考えれば、耐震等級3が標準と考える時代になっているのです。