笹倉ブログ 2024.06.30
おうちのはなし 2023.10.29
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2023.10.29
おうちのはなし
ちょっとお洒落なレストランで、古材を使ったインテリアをよく見かけるようになりました。また、実際の古民家を改装した事例も各所にあります。年数を経て積み重ねられた風合いは、新築では決してできないものです。古民家も生き返る、リノベーションの魅力と条件を考えてみましょう。
2016年以降、首都圏のマンション市場は、大きな転換点を迎えています。新築の販売戸数よりも中古流通の成約戸数の方が多くなったのです。それなりにストックができたこともありますが、家を手に入れる感覚も、少しずつ変わる可能性があります。
これが欧米の住宅市場では、既存住宅の流通の方が大きいことの方が当たり前です。既存住宅の流通は、アメリカやイギリスでは80%を超え、家は流通によって自由に動かせる財産であり、動かせない不動産ではないのです。
それと同時に、古い家ほど価値が高くなるともいわれます。設備や性能は、古い家ほど劣化して価値は下がりますが、取り替えれば不足はありません。
もちろん家を新築することも同時に行われていますが、こうした既存住宅の流通が盛んになっているからこそ、新築の条件にも影響があり、参考になることがあります。